今話題の「“クリアアライナー“」!費用、治療期間、特徴をご紹介します!

矯正の治療方法は日々進化していて、選択肢も増えてきました。

矯正のデメリットとしては、金属のブラケット装置の見た目が気になるということがありましたが、最近では見た目も分かりにくい透明のマウスピースをはめるマウスピース矯正の人気が高くなってきています。

マウスピース矯正は、見た目の違和感を解消することが出来たり、取り外しすることができて食事しやすかったりとメリットの多い治療です。

その中で、マウスピース矯正に中の『クリアアライナー』が日本で流行ってきています。そこで今回『“クリアアライナー”』の特徴やメリット・デメリットについて詳しくご説明します。

1.クリアアライナーとは?

1-1 日本製のマウスピース矯正

『クリアアライナー』は韓国の金泰元先生が開発した取り外しが可能なマウスピース矯正のシステムです。
そして、日本国内の矯正ラボで作製されるマウスピース矯正で、日本で最も多く普及しているマウスピースシステムです。

また、治療のプロセスや結果はコンピューターで解析して、パソコンや模型で見て、確認して歯の動きをチェックすることができます。

1-2 矯正方法

『クリアアライナー』はマウスピースを作製して、透明なマウスピースを決められた時間装着することで、少しずつ歯を動かしていく方法です。

歯が動くと新しいマウスピースに交換する治療法で、10~15ステップ程度かけて矯正治療を行っていきます。

約30日を1ステップとして、厚さ0.5ミリのソフトタイプのマウスピースを10日間装着して、その後0.6ミリのミディアムタイプのマウスピースを10日間、0.8ミリのハードタイプのマウスピースを10日間装着していきます。

1日の装着時間は17時間以上と決められていて、適切な時間を守らないと矯正の効果遅くなり、治療が長引くことがあります。このため、厚さと硬さの違うマウスピースを使用していくことで、より細かく調整しながら歯並びを整えていくことができます。また、厚みが違うマウスピースを徐々に装着することで痛みや違和感を軽減することができます。

1-3 治療開始が早い

よく比較されることが多い『インビザライン』のマウスピース矯正は、アメリカでマウスピースを作製するので2か月程度作製期間がかかりますが、『クリアアライナー』は日本で作製するので10日程度でマウスピースを作製することが出来て、治療開始の期間が早いことがあります。

2.クリアアライナーの費用、期間はどのくらいかかる?

2-1 平均的な費用

『クリアアライナー』の費用は歯並びの状態によっても費用が異なってきます。

クリアアライナーの適応が比較的軽度なものに限定しているので、部分的な矯正の場合では目安として30万円~50万円程度になります。

2-2 平均的な期間

『クリアアライナー』の治療期間は元の歯並びによっても異なってきますし、1日の装着時間によっても前後してきますが、目安として1~2年程度になります。

また、しっかりと歯並びが定着するために、保定期間に1年~2年程度期間を設けてあげることをおススメしています。

3.クリアアライナーの特徴は?

メリット

1 透明装置なので目立たない

金属の『ブラケット矯正』は装置やワイヤーが目立ってしまって、矯正を躊躇してしまう人も少なくありませんでしたが、『クリアアライナー』は透明なマウスピースで、マウスピース矯正の中でも薄く、装着した時に目立ちにくいというメリットがあります。

2 口の中を傷つけにくい

『ブラケット矯正』はブラケットを装着した時にブラケットが当たってしまって口内炎になってしまうことがあります。

また装置やワイヤーに慣れるまで、噛みにくくお口の中を噛んでしまうということもありましたが、クリアアライナーは柔らかい素材で、デコボコしていないので口の中を傷つけにくいメリットがあります。

3 矯正治療中に虫歯治療ができる

最初の型取りですべてのマウスピースを作製してしまう場合には、虫歯治療で歯の形が変わってしまうとマウスピースが合わなくなってしまうので、できない場合がありました。

しかし、『クリアアライナー』はその都度型取りをするので、矯正治療中でも虫歯治療が可能です。

4 食事や歯磨きの際に取り外しができる

従来のブラケット装置は取り外しができないので、食事の際に装置があるので、違和感が出てしまったり、汚れがつきやすく、歯ブラシがしにくいことがありました。

『クリアアライナー』は取り外しができるので、食事や歯ブラシの際にも矯正前と同じに過ごすことができます。

5 ホームホワイトニングも平行して行うことができる

マウスピースをはめている間にホームホワイトニングのジェルと入れて装着すると、ホワイトニングも同時に行うことができて、歯並びと歯の色を同時に改善することができます。

デメリット

1 毎回型取りをする必要がある

『インビザライン』は型取りが1度で良いので、来院回数を少なくすることができますが、『クリアアライナー』は10日程度で新しいマウスピースに変えていくため、頻繁に歯科医院に来院する必要があります。

2 歯並びによっては適応できない場合もある

『クリアアライナー』の適応は軽度の歯並びの改善の場合です。
前歯にすき間があって治したい、前歯が少しずれているので、歯列に揃えたいなど部分的な場合におススメの矯正です。

噛み合わせまで大きく変えなければいけない場合や歯並びがガタガタで抜歯を伴い、歯を大きく動かさなければいけない場合には『クリアアライナー』だけでは矯正することができません。

ただ、『ブラケット矯正』である程度歯並びを並べた後に『クリアアライナー』を組み合わせて治療する方法はできることもあるので、マウスピース矯正を希望の場合には1度矯正歯科でカウンセリングしてどの様な治療が適応か確認することをおススメしています。

3 装着時間を守らないと治療期間が長引いてしまいます

固定式の装置は取り外すことができませんが、『クリアアライナー』は取り外しが可能なので、食事や歯ブラシの際に取り外しでできます。

ただ、食事や歯ブラシをしたあと装着を忘れてしまって装着時間が短くなってしまうと適切な効果が出ずに治療期間が長引いてしまいます。

患者さんの治療に対する意識が低く、1日17時間という時間を守らずに、装着しない時間が増えてしまうと、中々歯並びが改善しないデメリットがあります。


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4 着色する場合がある

『クリアアライナー』は樹脂の素材で出来ているので、装着したまま着色しやすいものを飲んだりすると着色する場合があります。

着色してしまうと新しいマウスピースが作製できるまでそのマウスピースを使用しなければならないので、着色しやすい飲み物や食べ物を食べる際には必ず外すことをおススメしています。

4.まとめ

『クリアアライナー』は日本製なので、作製の時間を短縮することが出来たり、透明なので審美性にも優れた治療です。また少しずつ厚みが違うマウスピースを使用して違和感を少なくできるなど矯正歯科のデメリットが解消されています。

大きく歯並びを変える場合には不向きな所がありますが、歯並びが気になってマウスピース矯正を希望している場合には1度相談してみることをおススメしています。

『クリアアライナー』でキレイな歯並びを手に入れてくださいね。

監修者紹介

森デンタルクリニック
院長 森 健

矯正費用の高さや期間の長さで矯正自体を諦めて欲しくないという思いから「前歯部分矯正専門の歯科医院」を開業。「笑顔」にこだわり、来院したすべての患者様が自分史上最高の笑顔を手に入れられるような治療を目指している。

2008年3月 明海大学歯学部卒業
2008年4月~2009年3月 明海大学病院勤務
2009年4月~2017年7月 都内歯科医院勤務
2017年9月~ Mori Dental Clinic開院

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