口ゴボは自力で治せない?最適な治療法とは

口ゴボは自力で治せない?最適な治療法とは


口ゴボという言葉を聞いたことがありますか?
あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、お口の状態を表す言葉です。

バランスの良いお口はEラインと呼ばれ、顏の印象を良くして美人の条件にもなっていると言われています。

それに対して口ゴボはそのEラインが崩れてしまって、特に横から見た口元のバランスが悪くなってしまっている状態です。

そこで今回は口ゴボがどの様な状態か、治療法がどの様なものがあるのか詳しくご説明します。

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【目次】

1.口ゴボとは?

  1-1 口呼吸している場合の顏の特徴

    1-1-1 鼻の下が長い

    1-1-2 あごがほとんどない

    1-1-3 出っ歯になっている

    1-1-4 唇が分厚い

  1-2 口呼吸のデメリット

    1-2-1 虫歯や歯周病になりやすい

    1-2-2 口臭がする

    1-2-3 睡眠を妨げる

    1-2-4 歯並びや顏の形に影響がでてしまう

2.口ゴボは自力で治せる?

  2-1 口呼吸から鼻呼吸にするためには

    2-1-1 口呼吸から鼻呼吸に意識を変える

    2-1-2 テープを使用する

    2-1-3 鼻づまりがある人は改善する

3.口ゴボの治療法とは

  3-1 矯正治療

  3-2 外科治療

4.まとめ


1.口ゴボとは?

口ゴボとは?


口ゴボとは、鼻の下や口元がもっこりとして『ゴリラ』の様になってしまうことです。

特に横顔から見ると口元が出ているのが強調されてしまうので、横顔に自信が持てなくて、コンプレックスになりやすいです。

この口ゴボの原因の1つとしてあげられるのが『口呼吸』です。

口呼吸がくせになってしまうと、常に少しお口が開いた様な状態になってしまいます。

また、お口が少し開いたままになっているとお口の周りの筋力が弱くなってしまい、しまりのない顏になってしまうのです。

そして成長期に、口呼吸を続けていると、お口が開いたままで下あごが後退してしまうと、上の歯が強調されて口ゴボの状態になってしまうのです。

1-1 口呼吸している場合の顏の特徴

1-1-1 鼻の下が長い

口呼吸を続けていると、お口が開いたままになっていることが多く、顏の周りの筋力が衰えてしまいます。

そのため鼻の下が伸びた様な顏つきになったり、顏が長いといった印象になってしまいます。

1-1-2 あごがほとんどない

口呼吸を続けていることで、顏の筋肉がたるんでしまい、下あごが小さいことやあごが引っ込んで首との境目がわかりにくい状態になってしまいます。

1-1-3 出っ歯になっている

口呼吸を続けていると、筋肉が衰えてしまい、舌を正しい位置におくことができず、前歯を舌で押してしまうことがあります。

その為、出っ歯になってしまうのです。

また、下のあごが小さいことも上の歯が強調されてしまう原因になり、出っ歯に見えてしまう原因になってしまうのです。

1-1-4 唇が分厚い

口呼吸になっているとお口が開いたままになって、無意識に唇を出した様な状態になってしまい、これがくせになって長期間過ごしてしまうと、たらこ唇の様になってしまうのです。

1-2 口呼吸のデメリット

1-2-1 虫歯や歯周病になりやすい

お口が開いたままになってしまうとお口の中が乾燥しやすくなってしまいます。

唾液には汚れを流してくれる『自浄作用』やお口の中の細菌を殺菌する作用があります。

その唾液が減少してしまうと、細菌が増えてしまい、虫歯や歯周病になるリスクが増えてしまうのです。

1-2-2 口臭がする

唾液の分泌量が減ってしまうと、お口の中がネバネバして口臭の原因になってしまいます。

1-2-3 睡眠を妨げる

口呼吸をしていると舌の位置が通常より下の位置になってしまい、喉の方に落ち込んでしまいます。

このことが喉をふさぎやすくなってしまい、睡眠時無呼吸症候群の原因になってしまうこともあります。

またいびきをかきやすく、睡眠が浅くなってしまうので良質の睡眠をとることができません。

1-2-4 歯並びや顏の形に影響がでてしまう

お口が開いた状態が続いてしまうので、筋力が衰えて舌で前歯を押してしまいやすくなり、歯並びが前に出てしまったり、あごの成長にも影響が出てしまうので、歯並びが悪くなってしまいます。

またお口がぽかんと開いていることが多いので、筋力が衰えてしまい、顏が老け顔になってしまうことがあります。

2.口ゴボは自力で治せる?

口呼吸


長期間口呼吸を続けていることで骨格が変化してしまう場合には、矯正治療や外科治療が必要になってきますが、口呼吸を改善することでお口の筋肉がつき、引き締まった顔つきになることは可能です。

また、鼻呼吸呼吸にはメリットも多いので、口呼吸はできるだけすぐに改善することをおススメします。

2-1 口呼吸から鼻呼吸に意識を変える

まずは舌の位置を正しい位置に置けるようにトレーニングをしてみましょう。舌の正しいい位置は上あごの裏側の『ポコッとした部分』に舌を置くことです。

意識をしないで、リラックスした状態でこの位置に置ける様にしていきましょう。そして鼻で呼吸することができる様にしていきます。

2-1-1 口呼吸から鼻呼吸にするためには

まずは鼻呼吸になる様にイメージをつけましょう。口呼吸するとほこりなどをダイレクトに吸い込んでしまいます。

鼻呼吸をすることでフィルターがかかり体に有害なものを吸い込まなくてすみます。

2-1-2 テープを使用する

起きている時間は意識して口を閉じて鼻呼吸することが出来ても、寝ている間は無意識で自然と口呼吸になってしまうことがあります。

そうならないために医療用テープを使用してお口を閉じて鼻呼吸になる様にしましょう。

2-1-3 鼻づまりがある人は改善する

鼻がつまってしまって、鼻呼吸がしにくくて口呼吸になっている場合があります。

その原因を改善して、鼻で呼吸しやすい環境をつくってあげましょう。


3.口ゴボの治療法とは

3-1 矯正治療

口ゴボは歯並びがガタガタになってしまっていたり、前歯が出てしまうことが多いので矯正治療が必要です。

ただ骨格が変わってしまっている場合には、矯正治療だけでは口ゴボが改善しないこともあるのでまずはカウンセリングで相談しておきましょう。

矯正治療としては、お口の状態にもよりますが、歯並びを大きく改善しなければならないケースが多いので、全体的にブラケットを歯に付けてワイヤーを通して治療する『ブラケット矯正』になることが多いです。

その他には、矯正期間中にだけインプラントする『インプラント矯正』も適応になることがあります。

そこまで口ゴボがひどくない場合には『マウスピース矯正』ができる場合もあるのでお口の状態と希望をカウンセリングで伝えて治療法を選択していきましょう。

また口ゴボの場合、矯正治療をしても口呼吸が改善しないと少しずつ歯並びに影響を与えてしまうので、矯正する際には必ず口呼吸を改善していきましょう。

3-2 外科治療

骨格が大きく変形している場合には『上顎の骨切り』の手術をして口元が出てしまっている部分を改善することも選択肢としてあります。

この場合には、骨の形や位置を正しい位置にする手術が必要なので、全身麻酔が必要になります。

手術後は腫れなどがあるため、回復期間を少し取る必要がありますし、手術することができるクリニックが限られてきてしまいます。

また保険の中で治療することができないので、費用が100万円以上かかることがあります。

4.まとめ


まとめ


口ゴボは口元が出てしまい、コンプレックスになりやすくなってしまいます。口元のラインが整っていると、顏のバランスまで影響を与えてしまうのです。

口ゴボの原因として口呼吸があるので、まずは口呼吸を改善して歯並びも整えていきましょう。口呼吸ではなく鼻呼吸はメリットが多く、風邪をひきにくくなったり、免疫力のアップにも繋がります。

そして、口元が改善すると印象が大きく変わりますし、自信を持って話をすることができます。

口ゴボで口を手で隠しながら生活をしている様な場合には、まずは矯正歯科で相談してどの様な治療があるか確認してみましょう。

矯正治療も色々な選択肢が増えてきていて、見た目が気になる場合には白いブラケットを使用することが出来たり、マウスピースで矯正できる場合もあり、患者さんのストレスが少ない治療が増えてきています。

整った口元を手に入れてコンプレックスを解消してくださいね。

著者紹介

森デンタルクリニック 院長 森 健

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